まずは下塗り塗料として、シーラーを塗装いたします。
太陽熱や雨にうたれて壁面はざらざらに荒れており、そのまま上塗り塗料を塗装してしまうと
壁面が塗料を全て吸い込んでしまい、何回塗っても決して綺麗にはなりません。
シーラーを塗ることで壁面上に膜を張り、中塗り、上塗りの"乗り"を良くします。
また、ウレタン樹脂、シリコン樹脂塗装の場合は、この上に微弾性フィラーを塗る必要があります。
アクリル弾性塗料の場合、そのものが弾性(乾いたらゴム系になる塗料)なので、小さなひび割れを埋めたり、
ザラザラの壁面を滑らかにする作用があります。
しかしウレタン樹脂塗料は、着色とツヤ出しのための塗料です。
よって、ひび割れを埋めたり、壁面を滑らかにする 下地調整材として、微弾性フィラーが必要になります。 |