工事基本情報

浜松市中央区 歯科医院

使用材料屋根 屋根用弱溶剤2液型フッ素樹脂塗料
外壁 高耐久砂壁改修塗材
その他付帯物 弱溶剤2液型フッ素樹脂塗料
施工期間約1か月
築年数築約20年

本現場の劣化ポイント

  • 屋根の表面劣化
  • 瓦の割れ
  • 外壁の割れ
  • 外壁の退色

施工のポイント

  • 割れや破損の補修.
  • ソーラーを傷つけないように足場を組み安全に施工すること。
  • 患者さんが出入りする中で極力迷惑をかけずに施工を進めること。

屋根

施工前 屋根

築約20年、1度も塗り替えていない建物でした。
第一印象は外壁が新築時にきれいな黄色い砂壁調の塗装がされており、退色はあるものの、そこまで劣化が進行している印象ではありませんでした。

しかし、屋根はドローン診断させてもらうと、屋根の表面の塗装がなくなりつつあり、カラーベストの瓦の割れや破損がいくつか見受けられました。
昨今の温暖化で、屋根への環境は厳しくなっているため、外壁と屋根の劣化の進行に差が生じている建物をよく見受けられます。
そのため、弊社では診断結果をもとに屋根の塗装材料を外壁よりグレードアップする提案を行っております。
お気軽ご相談ください。

【屋根】施工前 劣化ポイント画像

また、ドローンで屋根の全景を見ると、屋根にソーラーが多く設置されていました。
ソーラーが設置されている屋根でよく質問を受けるのが、「ソーラーの下の屋根は塗装しないのか?塗装するためにソーラーを外さなければいいけないのか?」
です。
今回のように屋根の上に隙間なく設置している場合は、ソーラーが屋根の表面を雨風太陽光から保護してくれるため、ソーラーはそのままで下の屋根の塗装の必要もありません。
架台付きの屋根と隙間のあるタイプのソーラーに関しては屋根の状況を見ながらの判断になります。
是非お気軽にドローン診断をご用命ください!

屋根 施工後
屋根 施工後ドローン空撮

外壁

診療中をアピールした看板表示
【外壁】施工前 劣化ポイント画像

材料選定については、外壁診断結果とお客様のご要望を基に、ラジカル制御型やフッ素樹脂塗料、さらにその上の塗料や高機能塗料まで、多くの選択肢からおすすめの組合せをご提案いたします。
塗料のグレードによって当然お値段が変わりますので、3パターンほど作成してご提案することが多いです。*詳しくは弊社HPの塗料の種類をご参照ください。
是非お気軽にお見積をご依頼ください。

本現場では、歯科医院で患者様が日々出入りされる環境のため、足場仮設頻度を極力少なくするために、高耐久のフッ素樹脂系の塗料をお客様が選定されました。

外壁 施工後

施工

ソーラーに乗らない足場仮設
①足場仮設
工事中も診療されるので、足場に大きく診療中のシートを張っております。
ソーラーが外壁ギリギリにまで設置されているため、ソーラーに作業員が乗らないように足場を工夫しております。
外壁 高圧洗浄
②高圧洗浄
屋根は劣化が進行しているので洗浄水が汚れています。さらに下屋根が大きい建物の形状のため、足場の飛散防止ネットだけでなく、
補助者がついてベニア板で洗浄水の飛散を防止して、近隣に洗浄水が飛散しないように注意して施工しました。
ヒビ・破損部の処理
③シーリング工事
カラーベストの瓦の破損はパテ処理、シーリング接着とにより補修しました。外壁材にも割れがいくつか見受けられたため、
サイディング板のジョイントやサッシ廻りの打替えの他に、クラック処理もしっかり行いました。
屋根 上塗り1回目塗装状況
④塗装工事
本現場は外壁も屋根も下塗り1回、上塗り2回の3回塗りです。
特に屋根の劣化が進行しているので屋根の用いる下塗り材は浸透力と表面強化力のある、エポキシ系の強化シーラーを用いました!
外壁は明るい色で砂壁調の塗材(塗料の中に細かい砂が入っている)のためシーリングの上などが透けないように仕上がりに注意して施工しました!
患者さんの出入りがある時間帯はエントランス付近の工事は控え、お車にはカーシートをかけさせていただきながら、飛散事故なく慎重に塗装工事を進めました!

足場をとって完成!! 足場工事は、仮設日も解体日も休診日に行い、騒音や安全にも十分配慮しました。

工事を終えて

既存色に近い色合いですが、付帯物の色を白に統一し、病院にぴったりの優しい印象の仕上がりで、耐久性と意匠性両方を付与することができました!
普段通われている患者さんにも「きれいになったね」と声をかけて頂き、皆さん喜んでいただいていると嬉しいお言葉いただきました!!

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