工事基本情報
浜松市立I幼稚園改修工事
| 使用材料 | 外壁 可とう形改修塗材RE 屋根 水性屋根改修塗料塗 バルコニー・一部屋根 ウレタン塗膜防水 軒天 外装薄塗材E 付帯物 軒樋交換 |
| 構造、屋根や外壁のタイプ | 鉄骨造2階建て 外壁：ALC(軽量気泡コンクリート) 屋根：カラーベスト |
| 施工期間 | 2023年7月～2023年8月(約2ヶ月間) |
| 築年数 | 築約10年以上 |
施工のポイント
幼稚園の休園期間を利用した改修工事のため、工事期間の制約が第一に上がってきました。
また、近年増えている「景観法」とよばれる法律に該当するため、現在の色と似たような色ではなく景観に合った色に塗装改修することとなり、模様をつけながら新しい色に染める必要のある工事のため熟練の塗装作業員の腕が求められる工事でした。
外壁に使用する「可とう形改修塗材RE」は建築用の仕上げ塗材の一種で、下塗と上塗に塗装工程が分かれています。
今回は高い躯体保護性能を持つ微弾性の下地調整材と耐候性・耐久性のあるシリコン樹脂を主とした1液水性タイプの上塗材の2つの材料によって塗装を行いました。
下地調整材を塗り付ける下塗工程では塗装する際に模様をつけることができるローラーを使って指定の模様をつけていきました。ALCそのものは平滑なため、そのまま塗ると平たくのっぺりとした仕上がりとなりますが、塗装の工程でこのような一手間を加えることで、完成した時に少しおしゃれな見栄えになります。
しかし、模様が均一についていないと仕上がりにばらつきが出てしまい、凹凸に大小が出たり塗継ぎの跡が出てきてしまいます。このため熟練の塗装作業員が必要でした。
屋根に使用した塗料は屋根の専用塗料で、日差しを受けて劣化しやすい屋根でも長く耐久出来るようにフッ素樹脂を主とした材料です。
前の色と色合いが異なるため、入念に塗り込んでいき塗残しの無いように仕上げさせていただきました。
今回の工事では幸いに工事の期間が夏場で快晴だったため、塗装条件としては悪くなかったのですが近年急増する豪雨や高温多湿で材料の可使時間(使用できる時間)が極端に短いこともありますので、注意する必要があります。
工事を終えて
工事前と工事後ではガラリと印象の変わった建物になったと思います。
ドローンで撮影した屋根の写真もありますので、ぜひご覧ください。
※ドローン撮影による写真はご要望に応じてお施主様にお渡しすることも可能です。
せっかく塗り替えを実施するのであれば、ぜひ一度メモリアルとしてもご検討ください。
弊社、民間の住宅やマンションだけでなく、毎年多くの公共工事も施工しております。
皆様の建物についても安心して工事をお任せいただけます！
